1日に七回お湯の色が変わる神秘的な温泉 つぼ湯

つぼ湯は日本最古に温泉と言われ世界遺産の登録もされており熊野詣の湯垢離場としてや小栗判官回復の伝説で名高い所です。扉を開け階段を降りるとスノコの敷かれた脱衣スペースと脱衣カゴが置かれておりました。石鹸類の利用は禁止されているので桶でかけ流して湯船につかりました。岩をくり抜いた湯船は2人も入ればいっぱいの小さなものでした。湯船全体に析出物が付着し非常に滑らかな手触りでした。お湯は1日に7色に変わると言われており、入浴した日はやや灰色がかった青みのある白濁で硫黄臭と独特の匂いがしました。お湯は湯船の奥底から自噴しています。源泉温度は90度以上と高いので湯船の横に加水用の蛇口があるので自分好みの温度に調整することができます。私が入った時は先客が適温にして頂いたので42度ぐらいとあまり熱くなくてちょうど良い温度でした。湯触りはトロリとした感触で非常になめらかで肌にまとわりついてきます。お湯に浸かりながら、ふと千年の歴史に幾人がこのお湯に浸かったのだろうか、なんてちょっと考え深げになりました。つぼ湯は1組30分の時間制限があったのであまりゆっくり湯浴みはしていられませんでした。壁にかかっている時計を睨めっこしながらあたふたと衣服を着て外に出ました。つぼ湯に入泉するともれなく共同湯の浴場にも入ることが出来るので少し休憩してから後ほど入る事にしました。

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アクセス 入浴料金 電話番号 営業時間など
和歌山県田辺市本宮町にある「つぼ湯」のアクセス方法ですが、電車の最寄り駅は「JR紀勢本線新宮駅」です。駅を降りたら熊野交通バスの湯の峰温泉行きに乗り1時間15分程で湯の峰温泉に着くのでここで降ります。湯の峰温泉のバス停を降りたら歩いてすぐです。つぼ湯の立ち寄り入浴料金は 大人 770円 12歳未満の子ども 460円 (公衆浴場の入浴料金も含みます。)電話番号は0735-42-0074(湯の峰公衆浴
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湯の峰温泉街の散策と食べ歩き
和歌山県本宮町の近くの湯の峰温泉は「小栗判官」の伝説もある湯の峰温泉は四村川の流れる狭い谷の両岸に旅館が軒を並べる閑静な温泉街です。つぼ湯のすぐ横には軽食が出来るお店もありました。お蕎麦屋さん、うどん、めはり、味噌伝楽などが売っていて、つぼ湯へ並んでいる時に買い食いや湯上がりにちょっと何かという時にもいいかもしれません。このお店前にも石畳が敷かれ雰囲気の良い散歩道でした。帰りに湯元橋のたもとにある
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料金にも含まれているので、せっかくなので公衆浴場にも入りました。つぼ湯に入浴すると「公衆浴場」「くすり湯」のどちらかに入浴することが出来ます。くすり湯は相当熱いとの事なので今回、私は公衆浴場の方に入浴させていただきました。泉質は「含硫黄 ナトリウム 炭酸水素塩 塩化物泉 」。弱アルカリ性、低張性、高温泉です。中には小さな内湯が1カ所のみこじんまりした曲型的な公衆浴場です。浴槽は総檜造りで味わい深い